広島トヨペット最大の店舗である観音店。
営業、サービス、メカニックなど多様な職種から構成され
る店舗の雰囲気について、
選別メンバーが語り合った。
観音店
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小田賢治
観音店・店長
店長として6年目で観音店が3店目。基本的に「プライベートを充実させるために仕事を頑張る」っていうスタンス。特にスノーボードが好きで、昨日も行ってきたばかりです!
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竹田正樹
観音店・副店長
もともとはサービスエンジニア。本当は思いきり短気な性格なんですけど今は立場上、頭に血が上っても我慢するようにしています。多少は成長できたってことですかね?
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貞光直哉
観音店・サービス営業課・
アドバイザー担当主任整備の受付として、お客様に機械のことをわかりやすく説明するよう心掛けてます。趣味はバレーボール。身長191cmで小学生からやってます。ストレス発散になりますよ!
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金川祐太
観音店・新車営業部・担当係長
入社6年、ずっと観音店で営業やってます。まわりからは「えーのえーの」って言われてます。言われたことに対し、つい調子のいい「えーのえーの」な返事をしちゃうんです。
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赤田夢花
観音店・営業アシスタント
営業だったんですけど、結婚を機に店舗での接客業務に変わりました。店ではスマートフォンの販売もしてるので、携帯の登録もできるようになって仕事の幅が広がりました。
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谷本渚々美
観音店・新車営業課
もうすぐ入社3年目。3年目ともなると責任も出てくるので、早く一人前になりたいです。学生の頃はソフトボールをやってて、今も休みの日に店の人と野球を楽しんでます。
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中森勇稀
観音店・サービス営業課・エンジニア
車をカスタムするのが楽しそうだと思って、この道を選びました。仕事でお客様の車をいじった後、休日は自分の車を洗車します。でも今は生まれたばかりの子供に夢中かな?
ぶつかりそうなのに、仲がいい
緑豊かな街路樹に挟まれた平和大通り、その道沿いに建つ広島トヨペット観音店。ここは同じ建物内に本社機能が入り、店舗の中で最大規模を誇ることもあって、広島トヨペットにとって旗艦店と呼べる存在になっている。
小田
「私は1年前から観音店の店長を務めてますけど、私自身が店舗を引っ張るというより、営業スタッフやエンジニアなど個人個人が主役になれるようなお店づくりを心掛けてます。店舗って店長が目立っても成り立たないというか、みんなにやってもらってなんぼの世界ですからね」
金川
「そんな優しい優しい店長にご指導いただいてますので(笑)、僕らはやりやすく仕事させてもらってます」
谷本
「私は半年前に別の店舗からここに来たんですけど、観音店は本当に仲がいいと思います」
竹田
「やっぱり店舗ごとに個性はあるんです。観音店は広島トヨペットの中で一番大きな店なので、人が多くて全員の名前を覚えるだけでまず大変です(笑)。人数が多いからひとつにまとまることは難しいけど、最終的に店舗として目指す目標は同じなので、そこに向けてみんな一丸になってると思います」
赤田
「確かに、観音店って人数が多いからぶつかり合いが起こりそうなのに、私から見たらみんな仲がいいんです」
小田
「人数が多いから全員集まって話すということはまずなくて。普段は営業、サービス、エンジニアと職種で分かれて仕事しています。営業も今年3つのチームに分かれたので、グループごとに動くことが多いです」
竹田
「基本的にミーティングはチームごとにやってますね」
小田
「だからこうして違う職種のスタッフが集まって話すのは珍しいですよ。営業のチームはそれぞれ個性的ですけど、どんな個性があるか……それは金川さんに答えてもらおうかな(笑)」
金川
「そんな重大なことを僕が答えるんですか!? 僕の所属するチームは……若手が多くてフレッシュなので、“チーム伸びざかり”って感じです(笑)」
谷本
「私がいるチームはチームの中で私が一番若くて、チーム全員が私を助けてくれるというか、すごく声をかけてくれて。みんなが私を支えてくれるチームになってます」
小田
「グループ分けは副店長と決めたんですけど、谷本さんがいるチームはみんなで谷本さんをサポートするチームにしましたし、金川さんがいるチームは若い子たちが切磋琢磨して成長してくれればいいな、と。まさに“チーム伸びざかり”ですよ(笑)」
営業とサービスは助け合う関係
広島トヨペットの店舗は営業、サービス、フロント、メカニックなどさまざまな役割を持つスタッフで成り立っている。普段はそれぞれ別々に働いているが、互いにコミュニケーションをとりながら進めていく業務も頻繁にある。
貞光
「僕はサービス職で、アドバイザーといって整備の受付を担当してます。サービス部門から見ても観音店は話しやすいし、困ったときは相談に乗ってもらえますね」
中森
「僕はエンジニアですけど、このお店は何でも自由にやらせてくれるんです。特に怒られることもないのでやりやすいですよ」
竹田
「観音店はサービスが1階、営業が2階とフロアが分けられているんです。だけどお互い話をしないわけじゃないし、営業が下に降りてきて話すこともよくあります」
貞光
「僕らが営業の方に助けてもらうことは多いですね。整備士も人間なんでミスをすることがあるんですけど、そういうときに営業の方がお客様と密な関係を築いてたらフォローを入れてくれたりするんです。それは本当にありがたいです」
金川
「僕も営業としてミスの経験は山ほどあります。そのシワ寄せはサービスの人に行ったりしますからね」
竹田
「ウチはサービスと営業が助け合う関係ができてると思いますよ。なんで仲いいんだろう?……若いスタッフが多いからかな? サービスは僕が46歳でかなり年寄りな方で(笑)、平均は30代前半くらいですから」
小田
「営業も若いですよね。金川くんが真ん中くらいじゃない?」
金川
「僕が今年28歳で、ちょうど真ん中くらいですね」
谷本
「本当に何でうまく回ってるんでしょう……やっぱり、みんな人がいいから?(笑) ミスをしても笑い飛ばせる雰囲気を作ってくれるし。観音店の変えてほしいところ、直してほしいところって何かあります?」
赤田
「今のままでも十分いい関係が築けてると思うんです。サービス側、営業側、それぞれからお願いがあっても、どちらもイヤな顔をせず受け入れてくれて……これ直すところじゃなくていいところでした(笑)。でも相手がやってくれるから、自分もやってあげようと思うところはありますよ」
小田
「みんな個性豊かではありますね。その個性を全部出す人もいれば、そうじゃない人もいる。時と場所を考えて個性を出す人もいるし、時と場所を考えずに出す子は……」
金川
「いませんよね!(笑)」
小田
「はははははは。まあ、いろんな個性の人がいますけど、全体としてマイナスな方向には行ってないよね? 普通個性が強い人が集まるとぶつかり合いそうだけど、私が見る限りマイナス方向に引っ張る人はいない気がします」
竹田
「そういう人はいないと思いますね」
人生の相談にも乗ってくれる
店舗全体で30人近いスタッフがいるので全員で何かすることは難しいが、コロナ禍以前は個別で食事に行ったりオフの日はレクリエーションを計画したり、社員同士活発に交流していたという。最後に「観音店でよかったな」と感じた思い出を聞いてみた。
金川
「僕は入社してずっと観音店ですけど、うーん……人数が多いのも悪くないなって感じです。ごめんなさい! どうもいいエピソードが出てこなくて(笑)」
小田
「今日は金川さん、トークのキレが悪いね(笑)」
谷本
「観音店はみんな私を気遣ってくれて、『これは誰に向けて提案してるの?』『どういう話をしてくるの?』って自分にない言い回しや引き出しを授けてくれるんです。おかげで自分の提案も少しずつ上達してきた気がします」
小田
「観音店は人数が多いぶん、全員の力が噛み合えばすごいパワーを発揮するっていう強みがあると思います。サービスにしても営業にしても、お互いが協力したらすごい力を発揮する。実際、去年は過去最高の実績を挙げましたし。個より全体を優先する意識はみんなの中に浸透してるので、今後は各自が自分の個性を表現できるよう環境づくりに励みたいと思います」
貞光
「観音店は入庫量も多いしお客様も多いから、経験を積むには最適の空間。若いスタッフが多いのでフットワークも軽いというか、『よし行こう!』みたいな勢いがありますね」
竹田
「さっきから仲がいい部分ばかり強調されてますけど、ここは会社なので当然実績も上げないといけないし、数字的にはシビアなところもあるんです。でもみんなこちらのお願いに応えてくれるので、目標は達成できてます。仕事として締めるところは締めながら、反省するところは素直に反省して、成長してほしいところは成長してくれる。それはすごくありがたいと思いますよ」
中森
「観音店でよかったのは、人生に迷っても相談しやすい上司がいるところ。人生の相談っていうのは、この前うちの奥さんが初めて出産して、そのとき竹田さんに相談しましたよね?」
竹田
「はい、父親の先輩として家庭でやるべきことをしっかり伝えました。具体的には、とりあえず家におれ、奥さんの言うことを聞け、子供が夜泣きしたときは一緒に起きろ、と(笑)」
赤田
「みなさん大変なことはあると思うけど、表に出さず仕事しておられるんです。それを見て私も頑張らないといけないなと思わされるというか。みんなの前向きさが相乗効果を起こして店全体も前向きになる、そういう感じだと思います」